メニュー

九州親鸞フォーラム

2016年4月、熊本で震災が起こった。

阪神淡路、東日本…数年おきに大震災の出来事を見聞しているにも関わらず、「まさか、ここで」と人は言う。自然の猛威は、時も場所も選ばず、突然やってくる。

歴史を顧みると、日本は古来より地震や天災と深く関わり続けてきた。そのたびに人は、技術を磨き、知恵を蓄積し、減災のための策を講じてきた。しかしそれでも、人は災害に驚き、圧倒され、限界を知る。

平家物語の一節でもある「諸行無常」という言葉は、釈尊の説法である。「行体あるすべてのものは、変化し続ける」という真理であり、崩れゆくものを握りしめる人の弱さを、災害の度に思い起こさせる。社会は自然に抱かれて成り立っている。しかし私たちは、経済成長とともに創り上げてきた文明社会の繁栄を謳歌して生きる中で、足元にある事実をいつの間にか忘れ去ってしまう。

今からおよそ750年前、鎌倉時代を生きた親鸞の「他力」という思想は、人と人との無数の縁、人を生かしめる大いなる力への敬意、そうしたすべてのものへの感謝の心を市井の人々にはぐくんできた。

震災をはじめとする自然災害の折に、人は連帯と温もりを求める。つながりが大切だ、絆の社会を、と叫ぶ。しかし相反して、私たちは、核家族、都市への集中、地域社会の崩壊といったものを創り上げ、孤独を生み続けている。

このたび九州で初開催となる「親鸞フォーラム」では、「震災と宗教」をテーマに、有識者と宗教者の対話から生まれる言葉を手がかりとして、人間が本当に安心できる確かな依りどころを聴講者とともに尋ねていきたい。


ごあいさつ

「九州親鸞フォーラム」は、各界でご活躍の先生方と宗教者、仏教者との対話を通して、時代社会の抱える問題を顕かにして、今を生きる私たちが互いに尊敬・尊重しあって生きる方法を広く一般市民の皆様とにともに考えることを願い、九州博多では初めて開催するものとなります。今回は「震災と宗教」のテーマのもと、3名のパネリストの先生方にお越しいただきます。ぜひ、お一人でも多くの皆様のご参加をお待ちしております。

概要

日  時

2017年3月26日(日曜日)
12:30開場/13:30開演(終了予定16:30)

会  場

JR九州ホール(リンク先は別ページ)
〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 ※アクセスは下記参照

入 場 料

1,000円

入場料は当日受付にてお支払ください。ただし、事前申込による聴講券が必要です。

定  員

400人 ※先着順で、定員に達し次第申込を締め切らせていただきます。

主  催

九州親鸞フォーラム実行委員会(事務局:久留米教務所)

後援:真宗大谷派、大谷大学(京都市)、九州大谷短期大学(福岡県)

申込み方法

当ページ上にある「参加申し込みフォーム」よりお申込みください。

また、E-mail・電話・FAX・ハガキにてお申込みいただくことも可能です。

E-mail・FAX・ハガキでのお申込みの場合、必要事項(氏名・住所・電話番号・参加人数)を記入の上、下記申込先にお知らせください。

※ご応募でいただいた個人情報は、東本願寺の研修会の案内に限り使用させていただきます。

お申し込み後の流れ

お申込みから1週間前後で、代表者様のご住所まで聴講券を送付いたします。

当日の入場の際には聴講券の提示をお願いしますので、必ずご持参ください。

申込み先・問合せ先

真宗大谷派(東本願寺) 久留米教務所
〒830-0038 福岡県久留米市西町540-1 「九州親鸞フォーラム係」
TEL:0942-32-3056 FAX:0942-39-5077
URL / http://m-o-y-a-i.com/
Mail / 27kurume.shinshu.otaniha@gmail.com

パネリスト

姜 尚中 氏(東京大学名誉教授・熊本県立劇場館長)

1950年熊本市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。国際基督教大学助教授・準教授、東京大学大学院教授、聖学院大学学長などを経て現在、現在東京大学名誉教授・熊本県立劇場館長兼理事長。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍。主な著書に『愛国の作法』(朝日新書)、『悩む力』(集英社新書)、『在日』(集英社文庫)、『母~オモニ』(集英社文庫)、『漱石のことば』(集英社新書)など多数。

磯前 順一 氏(国際日本文化研究センター教授)

1961年茨城県生まれ。静岡大学人文学部日本史・考古学専攻卒業、東京大学人文科学研究科中退。文学博士(東京大学)。現在は国際日本文化研究センター教授(京都)。
単著に、『近代日本の宗教言説とその系譜』(岩波書店)、『喪失とノスタルジア』(みすず書房)、『宗教概念あるいは宗教学の死』(東京大学出版会)、『ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた』(集英社新書)、『死者のざわめき 被災地信仰論』(河出書房新社)など。
共編著に『宗教と公共空間: 見直される宗教の役割』(島薗進共編、東京大学出版会)など多数。

木越 康 氏(大谷大学学長)

1963年アメリカ・カリフォルニア州生まれ。53歳。大谷大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学(真宗学専攻)。財団法人私学研修福祉会国内研修修了(研修先・東京大学文学部宗教学科)。
大谷大学文学部准教授などを経て、2013年4月より大谷大学文学部教授。専門は真宗学。学生部長、教育・学生支援担当副学長などを歴任し、2016年4月より第28代大谷大学長。
主な著書に『ボランティアは親鸞の教えに反するのか-他力理解の相克-』(法蔵館)、『正像末和讃を読む-悲泣にはじまる仏道-』(真宗大谷派大阪教区)、『キリシタンが見た真宗』(共著・東本願寺出版)など多数。

吉元 信暁 氏(九州大谷短期大学教授) ※コーディネーター

1969年大分県生まれ。金沢大学経済学部卒業、大谷大学大学院博士後期課程(哲学専攻)単位取得退学。現在は九州大谷短期大学教授。専攻は、哲学・真宗学。
論文に、「親鸞聖人の和讃」「大心海化現」(九州大谷研究紀要)「真宗の学びにおける哲学的姿勢について」(九州大谷真宗研究所紀要)、「一人の自覚―曽我量深における信―」(近代親鸞教学研究会)など。著作に『唯我独尊の教え-誕生の意味-』(大谷保育協会)。

アクセス

PageTop