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大谷会館、最後の2ケ月

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2017年11月27日(月)

久留米教務所は、新会館がほぼ完成しました。12月に引っ越しをします。来年になると、現在の会館は取り壊しが始まります。

 

このため、ほとんどの事業や会議が10月末と11月に集中し、連日、いろんな方が出入りしました。

 

多忙だった大谷会館(久留米教務所)最後の2ケ月。報告と写真を交えて振り返ります。

 

 

 

《解放運動部門研究集会》

新年度より解放運動部門の委員の顔ぶれが変わり、最初の集まりとして研究集会を10月16日に開催しました。委員は教区と組で推薦され、部落問題、靖国問題、男なり女なり、ハンセン病問題、保護司教誨師のそれぞれの部会に属し、各テーマの学習会を行なっていきます。

研究集会では、横田亮雄幹事より解放運動部門の活動や自身の課題について話があり、5部会に分かれて、今後の取り組みについて話し合いました。

 

 

各部会の学習会は公開です。準備が整い次第、ホームページでも日程を公開していきます。

 

 

 

 

《坊守会正副会長協議会》

新年度より坊守会の正副会長となられた方々を対象に、坊守会の研修会を10月30、31日で開催しました。「被災地に思いを寄せたい」との願いのもと、水害のあった朝倉市に近い、原鶴温泉を会場に開催されました。

内容は、初日は、青少幼年センターの松田亜世主幹に出向いただき、「ひとりから始める青少幼年教化」をテーマに講義。「子ども会を立ち上げる」というハードルを超えるのではなく、法事や葬儀、寺の門前の掃除など、できることから始められる教化の事例を紹介してもらい、「何か始めてみようかしら」と、小さな火が灯った坊守さんもおられました。

二日目は、教区改編について、武井所長や所員から、改編に取り組む意義や進捗について話を聞き、意見交換を行いました。11月21日には、九州一教区について議論する「新教区準備委員会」が立ち上がりました。次の世代に教えが伝わる環境をいかに創り、整えるのか。身近な気づきから教団のことまで、幅広く考えた研修会でした。

 

 

 

 

 

 

《帰敬式執行伝達講習会》

帰敬式実践運動の取り組みとして、10月31日、久留米組の真教寺を会所に「執行伝達講習会」を開催しました。帰敬式の意義について樋口不可思さん(八女第二組浄圓寺)にご講義をいただき、本山の鬼頭武志堂衆より作法や実技について指導していただきました。

樋口さんの組では、13年をかけて全ての寺で帰敬式を行い、現在は、帰敬式を実施する寺院の帰敬式を支援し、本年も寺の報恩講の際に帰敬式をされます。樋口さんは「帰敬式は出発の式」であることを強調され、「受式者を共に教えを聞いていく同朋として迎え、定期的に教えを聞く場を開いていくことが大切」とお話されました。

 

 

 

 

 

《教化委員会学習会》

11月1日、教化委員会学習会を開催しました。未来の住職塾塾長の松本紹圭さんをご講師に、「寺院の危機と可能性」をテーマに講義とワークショップをしていただきました。

時代の変化、経済的な事情、教化の質、関係性の希薄化、地域社会の実情など、寺院を取り巻く危機はいろいろありますが、「なぜ、僧侶になったのか」「お寺とは、本来、なんのために存在するのか」という根源的な問いをいただき、「本当の危機とは何か」という課題を共有できた気がします。

「きっかけは何でもいい。そこで火がつき、自身の歩みが始まるかどうか」というところに、お話の核があったように感じました。

ワークショップ(体験型)では、席の前後の方で4人1組になり、「それぞれが考える危機」について、将来を展望しながら語り合う時間を持ちました。まずは自分で考え、共有し、発想をシェアする。そんな場づくりのコツを教えていただきました。

 

 

 

 

 

《組門徒会正副会長協議会》

11月10日、組門徒会正副会長協議会を開催しました。内容は、門徒会役員さんと駐在教導による発題と、ワークショップ型の座談会。

発題では、熊本照美さん(筑前西組門徒会長)が、福岡市のベッドタウンでもある糸島地区の聞法活動や寺院での取り組みについて、緒方靜磨さん(八女第三組門徒会長)が過疎地域でもご門徒が増えている寺院の実例を紹介。人口が減っても、教化活動に熱心な寺、門徒の声を大切にする寺には光があることを実感をもって話されました。

ワークショップ座談では、「寺院の課題」「寺院の魅力」「自身が大切にしている教え」について付箋を使って班で共有しながら、次世代に伝えていくべき真宗寺院の魅力や教えについて確かめ合いました。

 

 

 

 

 

《最後の会館奉仕研修》

大谷会館では、毎月、会館奉仕研修を開催しています。19組が当番で会館の清掃を行い、法話を聴聞する一日研修です。現会館最後の会館奉仕研修が11月15日にありました。三潴第二組の方々が、雑巾掛けや掃き掃除をしてくださりました。

いろんなご縁とご苦労が思い出され、感慨深い研修となりました。

 

 

 

 

 

 

《若坊守研修会》

11月17日に開催した若坊守研修会。午前は、部落解放同盟筑後地区協議会の組坂幸喜書記長に、「人権といのち」をテーマにお話をいただきました。身元調査を断る理由や、人権や差別について学習する意義について、深く熱くお話いただきました。

午後からは、「寺とわたし」をテーマに各種ワークショップ体験をしました。「ご門徒さんが覚えられない」「教えが難しい」という若坊守さんの悩みに対応し、名前や思い出を聞きながら親しくなる「思い出自己紹介」、大切な教えを語り合うフレームワークを通して、人や教えと出遇いなおす場をコーディネートしました。旧会館最後の研修会ということで、最後は記念撮影。気づきと笑顔にあふれた研修会でした。

 

 

 

 

 

《同朋の会教導連絡協議会》

11月20日には、同朋の会教導の会を開催。組の教化事業の実例から学び合おうと、4人の教導さんに発題していただき、事例や情報の共有に取り組みました。

内容は、

「北九州同法会の取り組み」(筑前東組)

「組教化委員会と一ケ寺集中型の真宗入門講座」(山門西組)

「小さい組の教化の特色」(伊万里組)

「寺院巡回帰敬式の実践」(八女第二組)

でした。それぞれに課題も抱えていますが、地道に、しかし熱意を持って取り組まれている事業内容を教えていただき、非常に参考になりました。教区教化事業は「組を基軸とした教化」の実践を目指していますが、現場を抱えた一人と一人が語り合い確かめあうことから、次の一歩が生まれてくるように感じました。

 

(駐)

 

 

 

新会館の一部外観

新会館の講堂

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

たくさんの事業がありますが、集っていただいた「人」と、大切にしてきた「場」の力のおかげさまです。

 

 

新会館への引っ越しは、12月4日からはじまります。

次は、引っ越しの様子をアップしたいと思います。

 

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