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お盆

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2017年08月08日(火)

お盆がやってきます。亡き人やご先祖を縁に家族や人が集い、手を合わせ、お念仏を申す。大切な仏事として、お盆を迎えていただければと思います。

 

 

 

しかし、いったいお盆とはどんな仏事なのでしょうか。東本願寺の小冊子「お盆」より、由来をご紹介します。

 

〈お盆とは〉

お盆とは「盂蘭盆(うらぼんえ)」といい、原語の意味としては諸説ありますが、「倒懸(とうけん)」と漢訳され、逆さに吊るされたような苦しみを表すものとされてきました。

お盆の行事は、『仏説盂蘭盆経』というお経に説かれている釈尊のお弟子・目連尊者の物語に由来するものです。

神通第一と呼ばれた目連尊者は、亡き母を案じ、神通力によって母の姿を探し求めます。すると、母は餓鬼の世界に落ち、苦しんでいました。目連尊者は悲しみの中、何とか母を助けたいという思いで、食物を母のもとへ運びます。しかし、母のもとではすべてが火や炭に変わってしまうのです。

どうすることもできない目連尊者は、釈尊のもとに行き尋ねました。すると釈尊から、安居(あんご)の最後の日、百味の飲食を盆に盛り、仏や菩薩や僧などの聖衆に供えるよう教えられます。

目連尊者がそれを実践すると、仏法僧の三宝の功徳の力によって、母は餓鬼の世界から救われたといいます。

私たち真宗門徒は、このような由来のあるお盆という行事を、亡き人をとおして、仏法聴聞のご縁をいただく大切な時としてきました。

 

 

倒懸とは、逆さに吊るされたような苦しみといわれますが、私たち人間の「ものの見方」が逆さまであるとも解釈されます。ご先祖を供養したい、成仏してもらいたい。そう願う私たちのほうがむしろ、諸仏となりし先達から、願われていると受け取れます。

 

 

損得のものさしで利己的に生きているわたしたちに、本願を聞き、本願を生きてほしいと。

 

 

 

お盆をご縁に、お寺や仏教にふれてみませんか。

 

 

 

(駐)

 

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